帰り続けるだけは寄り道

映画やミステリー小説の感想などをたまにつらつらと。 過去の記事はマイカテゴリの「INDEX」に作品別、作家別でまとめています。 いただいたコメント、トラックバックは確認後の表示になります。

2013年01月

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 猫好きは観るべき

lifeofpi_04小説のネタを探していたカナダ人作家は、パイ・パテルというインド人男性を訪ね、彼の語る驚愕の冒険譚を聞くことになる――。インドのボンディシェリで動物園を営む一家に育ったパイ少年。やがて彼が16歳となったとき、一家はカナダに移住することになり、パイは両親や動物たちと一緒に日本の貨物船に乗り込むことに。しかし、途中で嵐に遭遇し、船は沈没。運良く救命ボートに乗り移ることができたパイだったが、彼と同じように辛くも逃げ延びたシマウマやハイエナ、オランウータン、そしてリチャード・パーカーと名付けられたベンガルトラと同乗するハメに。こうして少年パイの過酷な漂流生活がスタートするのだが…。

 

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原題: Life of Pi

製作国: アメリカ

初公開年月: 2013年1月

監督: アン・リー

製作: ギル・ネッター、アン・リー、デヴィッド・ウォマーク

原作: ヤン・マーテル『パイの物語』(竹書房刊)

脚本: デヴィッド・マギー、ディーン・ジョーガリス

撮影: クラウディオ・ミランダ

プロダクションデザイン: デヴィッド・グロップマン

編集: ティム・スクワイアズ

音楽: マイケル・ダナ

出演: スラージ・シャルマ(パイ・パテル(少年))、イルファン・カーン(パイ・パテル(成人))、アディル・フセイン(サントッシュ・パテル)、タブー(ジータ・パテル)、レイフ・スポール(カナダ人ライター)、ジェラール・ドパルデュー(コック)

 

ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルの世界的ベストセラー小説を3Dで実写映画化した衝撃と感動のサバイバル・アドベンチャー・ドラマ。監督は「ブロークバック・マウンテン」「ラスト、コーション」のアン・リー。

 

★予告★

 

 

少年とトラの友情を描いた感動のネイチャーモノかなぁと思っていましたが、どうもそう単純な話では無いらしいと知り、予告のトラの凶暴さとアン・リー監督の創る安定の映像美に期待して観てみました。IMAX3Dで。

 

 

映像が、いやー素晴らしかったです。

海、空、島、魚、動物。全部素晴らしい。

動物はほぼCGらしいのですが、驚きです。

トラが魚を捕ろうとして海に飛び込んで泳ぐシーンが超かわいくてねぇ。たまらんかったです。

 

話も、いやー良いっすよ。

lifeofPi_06何が凄いって、映像表現と物語が一致してるんです。それが両方ともえらいクオリティで、見終わってから恐ろしくなりました。あまりにも美しくて、幻想的で非現実的にさえ見える映像は、そうである意味と必然性があるという。

個人的には前半のインドがキレイ過ぎで、ちょっと鼻白んでいましたが、最後に納得しました。パイの話を映像で見せられてるのだから。

 

物語の解釈は様々ありそうですが、個人的には、宗教に限らず色んな意味での信心と、そこに必ず存在する落とし穴や葛藤を通過した、最終的には寛容についての話なのかなと思いました。

 

また物語の構成からは、美しい話と陰惨な話は対になることで、それぞれの背景を思い遣る効果が生まれ易いのだなぁとも思ったりしました。

トラとの話だけを聞いたならどこかに嘘くさいという気持ちを持つし、最後の人間4人の話だけを聞けば不快感を抱き、思考はその周辺をグルグル回るだけだったのかもなと。

 

とにかく文句なし。ちょっと無理してでも今観ておくといいと思います。ぜひ3Dで。

 


これだけの映像でも、10年後に見たらCG丸出しに感じるようになるんですかね。それとも5年でしょうか。

人間の、慣れという名の贅沢病は恐ろしい。

 

 

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『ホビット 思いがけない冒険』 巨人戦(岩の)がアツイ!!

hobbit1中つ国のホビット庄で穏やかに暮らしていたビルボ・バギンズはある日、旧知の魔法使いガンダルフの思いがけない訪問を受ける。ガンダルフはビルボに対し、トーリン率いる陽気な13人のドワーフたちの旅に参加してほしいと要請する。その旅の目的は、邪竜“スマウグ”に奪われたドワーフ王国を取り戻すこと。ガンダルフは、この旅にはホビットの忍びの才能が欠かせないと考えていた。最初は、危険な旅に当然のように拒絶反応を示すビルボだったが、好奇心と冒険心をくすぐられ、思わず旅の仲間に加わってしまう。しかし彼らの前には、予想を遥かに超える険しい道のりと恐ろしい怪物たちが待ち受けていた。

 

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原題: The Hobbit: An Unexpected Journey

製作国: アメリカ/ニュージーランド

初公開年月: 2012年12月

監督: ピーター・ジャクソン

原作: J・R・R・トールキン 『ホビットの冒険』

脚本: フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ピーター・ジャクソン、ギレルモ・デル・トロ

撮影: アンドリュー・レスニー

特殊メイク: リチャード・テイラー

プロダクションデザイン: ダン・ヘナ

衣装デザイン: アン・マスクリー、リチャード・テイラー、ボブ・バック

編集: ジャベツ・オルセン

音楽: ハワード・ショア

コンセプチュアルデザイン: ジョン・ハウ、アラン・リー

第2班監督: アンディ・サーキス

シニア視覚効果監修: ジョー・レッテリ

出演: イアン・マッケラン(灰色のガンダルフ)、マーティン・フリーマン(ビルボ・バギンズ)、リチャード・アーミティッジ(トーリン・オーケンシールド)、ジェームズ・ネスビット(ボフール)、ケン・ストット(バーリン)、シルヴェスター・マッコイ(ラダガスト)、ケイト・ブランシェット(ガラドリエル)、イアン・ホルム(老いたビルボ)、クリストファー・リー(サルマン)、ヒューゴ・ウィーヴィング(エルロンド卿)、イライジャ・ウッド(フロド)、アンディ・サーキス(ゴラム)、エイダン・ターナー(キーリ)、ディーン・オゴーマン(フィーリ)、グレアム・マクタヴィッシュ(ドワーリン)、アダム・ブラウン(オーリ)、ピーター・ハンブルトン(グローイン/ウィリアム(トロル))、ジョン・カレン(オイン)、マーク・ハドロウ(ドーリ/バート(トロル))、ジェド・ブロフィー(ノーリ)、ウィリアム・キルシャー(ビフール/トム(トロル))、スティーヴン・ハンター(ボンブール)

 

J・R・R・トールキンの『指輪物語』を映画化した傑作ファンタジー「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の監督ピーター・ジャクソンが、その60年前の中つ国を舞台として描かれた児童書『ホビットの冒険』を再び3部作として映画化するファンタジー超大作の第1弾。

 

★予告★

 

 

「ロード・オブ・ザ・リング」は一作目しか観てません。DVDは持っているのですが、なにしろ長くてなかなか手が伸びず。「ホビット 思いがけない冒険」も、夏にIMAXでIMAX3Dの予告観て、なんか飛び出す絵本のように、二次元が重なっているような3Dで、そんなにソソられませんでした。

 

しかし最近のわたしは、普通の大作、話題作もそこそこ観ようと思うようになっているので、観てきました。2Dで。

でも思ってたよりもずっと、3D的な見どころがたくさんあったような気がします。

次回作からは出来れば3Dで観たいです。

しかしながらこういう渇望感っていいんすよ。作品とは関係無いけど。

テレビで編集カットされている作品を観て、完全版で観たいなぁ…と欲し、DVDで観て、あぁもっと大きいスクリーンで観たかったなぁ…と悔み、2Dで観て、これ3Dで観たらもっと楽しそうだなぁ…と憧れる。

そういうことってありませんか?

こういう、満足できない感じってすんごくいいんですよね。時間もお金もちょっと贅沢すれば手に入るんだけどさ。この少し足りない感じに夢が膨らむのですよ。

 

 

んで、映画ですが。

前半眠かったなぁ。

ファンタジーは世界観に馴染むまでに時間がかかるんですよね。わたしの場合。

設定部分の説明が面倒で、なんか辛いんです。SFだとかホラーは大丈夫というか、むしろワクワクしながら観るんですけどね。サスペンスなんか、3分の2位までダラダラダラダラ何も起こらないことがありますが、それも大丈夫です。

こういうのって、子供の頃に何に馴染んでいたかも大きいのかなぁ?

 

ある程度入り込めてからはとても楽しくなりました。

岩の巨人の戦いと、巻き込まれてアタフタするドワーフ達のところはかなり好きです。

スーパーヘビー級同士の対戦がとっても豪快で、パンチで岩の顔が崩れ落ちたり、「なんかわかんないけどヤベー!超ヤベー!!」みたいなのがとってもステキ。

 

指輪物語やロード・オブ・ザ・リング知らなくても単純に楽しめるようになってました!

 

 

そしてマイカテゴリに「ファンタジー」が無いことに気付き困る。作ればいいだけだけども。

 

 

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『96時間 リベンジ』 最強の父をまた怒らせるという愚行

taken2かつて、娘キムを誘拐した人身売買組織をたった一人で壊滅した元CIA秘密工作員のブライアン・ミルズ。誘拐事件のトラウマを克服しつつあるキムや元妻レノーアとの復縁を願い、2人を海外旅行に誘う。やがて、トルコのイスタンブールで仕事を終えたブライアンのもとにレノーアとキムが合流する。だが翌日、バザールに2人で出掛けたブライアンとレノーアは、謎の男たちの襲撃を受け拉致されてしまう。2年前の事件でブライアンに息子たちを殺されたアルバニア人、ムラドが周到な復讐計画を実行に移したのだった。ブライアンは捕まる直前、ホテルに残ったキムに携帯で緊急事態を告げ、身を隠すよう指示するが…。

 

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原題: Taken 2

製作国: アメリカ

初公開年月: 2013年1月

監督: オリヴィエ・メガトン

製作: リュック・ベッソン

脚本: リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン

出演: リーアム・ニーソン(ブライアン・ミルズ)、マギー・グレイス(キム)、ファムケ・ヤンセン(レノーア)、ラデ・シェルベッジア(ムラド)

 

リーアム・ニーソン無双が楽しすぎる「96時間」の続編。監督は「トランスポーター3 アンリミテッド」「コロンビアーナ」のオリヴィエ・メガトン。

 

★予告★

 

 

娘のボーイフレンド絡みのブライアンの態度が面白い。

あとは話もアクションもキャラも別にって感じ。

前作の「96時間」を見ていなくても話はわかりますが、こっち見てからだと前作の面白さが目減りするような気がするので、まずは前作を先に見るべきだと思います。こっちはそのうち見ればいいんじゃないですかね。

 

この記事を書くために調べて、初めて「コロンビアーナ」の監督だと知りましたが、なるほどというかおんなじじゃねーか的な。

敵役達のキャラが立って無くて、アクションはこれといった好みのシーンも無く、クライマックスの戦闘とラスボス対決とか盛り上がらなくておもしろくないんですよ。

元妻のレノーアが監禁されて拷問を受けそうになりますが、その執行人役が全然イカれた感じがしないの。見せ方も医療用ハサミだのメスだののお道具セット見せて、「へっへっへっ」と言わんばかりの顔を近づけてくるとか、何百年前の演出?って感じじゃないですか?

ラスボス前の対決相手もこの執行人ですが、リーアム・ニーソンとの素手での戦いになると、キャラが弱い上に身長差がありすぎて(リーアム・ニーソンがでかい)、見るからに勝負にならないのに、なぜか最強の父・リーアム・ニーソンが手こずってるんすよ。テンポ合わせてるのも見え見えで、緊張感無かったなぁ。

なんだろこれ。監督のオリヴィエ・メガトンがわたし的にイマイチなのはわかりましたが、脚本も雑すぎなのかなぁ。前作のピエール・モレル監督が上手かったからか、リュック・ベッソンの手抜きなのかはわたしには良くわかりませんが。とりあえず前作のピエール・モレル監督は良いってこともわかりました。

 

しかしリーアム・ニーソンの娘への重すぎる愛情表現の数々はやはり面白いので、飽きずに楽しく観ました。でもこれは監督だの脚本だのよりもリーアム・ニーソンがいいって事のような気もするし。。

キムの走りっぷりは健在で嬉しかったです。が、せっかくキムの走りが多いのに、ほとんどが屋根の上で、あの走りの良さが生きて無いんですよ。もったいない。

 

 

なんか感想書くと文句ばっかですね。たしかに個人的には若干期待はずれではありましたが、でもそれなりに楽しめたんですよ。

キムのボーイフレンドの無個性とレノーアの夫の存在感の無さは、次作へのネタの温存のようなものなのかな。と思ったり。

一作毎の良い悪いとか好き嫌いは別として、これから末永くシリーズ化されるといいな~。

 

 

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『レ・ミゼラブル』 すんごい歌ってました。

LesMisérables-219世紀のフランス。1本のパンを盗んだ罪で投獄され、19年間を監獄の中で生きたジャン・バルジャン。仮出獄した彼は再び盗みを働いてしまうが、司教の優しさに触れ、心を入れ替えると決意する。過去を捨て、マドレーヌと名前も変えながらも正しくあろうと自らを律して生きていくバルジャン。やがて市長にまで上り詰めるが、法に忠誠を誓うジャベール警部に自らの正体を見破られ逃亡を余儀なくされる。その一方で、薄幸の女性ファンテーヌから託された彼女の娘コゼットに深い愛情を注ぎ、美しい女性へと育てていくバルジャンだったが…。

 

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原題: Les Miserables

製作国: イギリス

初公開年月: 2012年12月

監督: トム・フーパー

原作: ヴィクトル・ユゴー(原作小説)、アラン・ブーブリル(ミュージカル『レ・ミゼラブル』)、クロード=ミシェル・シェーンベルク(ミュージカル『レ・ミゼラブル』)

脚本: ウィリアム・ニコルソン、アラン・ブーブリル、クロード=ミシェル・シェーンベルク、ハーバート・クレッツマー

撮影: ダニー・コーエン

プロダクションデザイン: イヴ・スチュワート

衣装デザイン: パコ・デルガド

編集: メラニー・アン・オリヴァー、クリス・ディケンズ

作詞: ハーバート・クレッツマー

作曲: クロード=ミシェル・シェーンベルク

音楽プロデューサー: アラン・ブーブリル、クロード=ミシェル・シェーンベルク、アン・ダッドリー

音楽監修: ベッキー・ベンサム

出演: ヒュー・ジャックマン(ジャン・バルジャン)、ラッセル・クロウ(ジャベール)、アン・ハサウェイ(ファンテーヌ)、アマンダ・セイフライド(コゼット)、エディ・レッドメイン(マリウス)、ヘレナ・ボナム=カーター(マダム・テナルディエ)、サシャ・バロン・コーエン(テナルディエ)、サマンサ・バークス(エポニーヌ)、アーロン・トヴェイト(アンジョルラス)、イザベル・アレン(コゼット(少女時代))

 

日本を含む世界中で愛され続ける空前の大ヒット・ミュージカルを、豪華キャストを起用し圧倒的なスケールでスクリーンへと昇華させたミュージカル超大作。監督は「英国王のスピーチ」でアカデミー監督賞に輝いた英国期待の俊英トム・フーパー。

 

★予告★

 

 

話題な感動な名作な大作は、そのうち観る機会があるだろうからと後回しになり、結局今に至るまで観なかったりすることも多々。

「レ・ミゼラブル」もそっちの引き出しに仕舞われるだろうなぁとぼんやりと考えていましたが、予告を観たら素直にグッと来るかもしれんぞという気がして、しかも新年一発目としてはたまには豪華な感じってのもいいかなーと思って観に行きました。物語は別にきらびやかじゃありませんが。

 

 

LesMisérables-1そりゃそれなりにおもしろかったです。

が、あまりにも顔のアップと歌ばかりでダレると言うよりも、疲れました。圧迫感ありすぎっす。

しかもヒュー・ジャックマンにラッセル・クロウっすよ。暑いって。(アン・ハサウェイも顔はハデですが、かわいいし細いしショートヘアだしで、暑苦しさは感じませんでした。)

 

あと、よく考えれば当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、歌詞が説明過ぎで、そんで字幕だとガッツリ読むわけじゃん。だもんだから、こちらとしては都合良く解釈して想像を膨らませ難く、画面は顔のどアップだし、正直お腹いっぱいで、お腹いっぱいになると人間は眠たくなります。眠かったなぁ。

普通にセリフをしゃべってたと思ったら、最後の一節だけ歌い上げる父・ヒュー・ジャックマンとか見せられて、うっかり吹き出してしまったりもしましたが。

 

LesMisérables-3後半は民衆と軍隊の巻なので、そこそこ引きの画が多くなり、画面も話も見え易くなりました。後半は好きです。革命に命を賭ける若者達にはグッと来るものです。

これはあくまでもわたしの個人的な見方での話ですが、「ベルサイユのばら」よりも、同じ池田理代子の「オルフェウスの窓」だと思うんですよね。国は違いますけども。あくまでもわたしの中で、で。ついでに誰推しかと問われるならば断然クラウスです。

 

さらについでですが、ラッセル・クロウのちょい枯れた歌声は良いですねぇ。ちょい無理めな音域のときは色気があって良い良い。

 

 

そんぐらいでした。

だってエポニーヌがかわいそうでさぁ。 

 

 

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