スティーヴン・スピルバーグ監督の、アカデミー賞とかゴールデン・グローブ賞で監督賞とか受賞してる有名な1998年のアメリカ映画。
出演はトム・ハンクス、マット・デイモンなど。
プライベート・ライアン アドバンスト・コレクターズ・エディシ [DVD]
解釈はいろいろで語り尽くされていますが、わざわざ最初と最後のシーンを付けていることから、反戦映画では無くアメリカ賞賛映画だと個人的には思ってます。
でも傑作であることは間違い無いので、観たことが無い人には「観た方がいい映画だよ」と言う事にしています。
監督の思惑はどうであれ、自分なりに咀嚼して感じることが大切な気がします。
そして私的な「プライベート・ライアン」の見どころと比重の内訳は以下のとおり。
・ジャクソン二等兵・・・40%
・序盤のオマハ・ビーチの戦闘シーン・・・30%
・音・・・15%
・後半のラメル攻防戦・・・10%
・その他・・・5%
ジャクソン二等兵というのは、射撃前に主にお祈りをつぶやく狙撃兵のあの人です。
かっこいいですよね!!
クールですよね!!
ということでジャクソン三昧の、気持ち悪い記事を。
*****
オマハ・ビーチに向かう上陸用舟艇内。ジャクソン登場シーンです。
これからナチス・ドイツに占拠されたノルマンディーで陸上戦を行うため、恐怖と緊張に包まれています。
その中で場違いな程にかっこいい!
ジョニー・デップやクリストファー・ウォーケンの若い頃を彷彿させます。爬虫類っぽい冷たい感じ。
ここでジャクソンに気付くと、戦争映画はちょっと・・・という女性の方も苦手意識が吹き飛ぶこと間違いなし!
そしてオマハ・ビーチに上陸し、ミラー大尉の指示で出撃直前。
熱心なクリスチャンであるジャクソンの儀式。
戦場で出撃前に十字架にキスをする狙撃兵とか、かっこいいに決まってます。
高台にある敵の砲台を狙うジャクソン。
もちろん命中。
この一発でオマハ・ビーチ取れました。
ジャクソン、おいしい役。
ダニエル・ジャクソン役のバリー・ペッパーは今もちゃんと活躍中ですが、やっぱり「プライベート・ライアン」のジャクソン役のおいしさは別格です。
ご本人はファンの人が作った私設ファンサイトにコメントを寄せてくれたりするような、何やら気さくで善い人のようです。
あと奥さんは高校時代からの恋人だった方のようです。
そんなところからも真面目で誠実なんだなーと思ったりして、かっこいいなー。
レーダー基地でドイツ兵に墓穴を掘らせ、見張るジャクソン。(左から三番目のTシャツ姿)
華奢で中性的なのかと思いきや、かなりガチムチ。
アパムがドイツ兵に渡そうとした水筒を即座に取り上げて、「なに親切にしてんだ!」とばかりにアパムに突き返します。
ラメルで塔から敵を狙うジャクソン。
弾も残り少なくなり、無駄なく確実に敵を仕留めています。
が、 スコープ越しに敵の戦車と目が合う。
戦車に砲撃されて崩れる塔を、呆然と見上げるアパム。
ジャクソンが・・・。
土と火薬と血と泥の中ではかっこよさ7割増しですね。
若手イケメンのご紹介映画みたいなので楽しめるといいのですが、どうもそちらには心動かされません。
却って粗探しをしてしまったり。
ちとマニアックですかね。まあいいか。
はじめまして。コメントありがとうございます。
カパーゾが撃たれて誰もが動揺する中、しっかり役目を果たしてますよね。
仕事が出来過ぎで冷たい人にも見えかねませんが、案外普通に熱い一面があるところもいいです^^